幸運を駈っ込む馬、元気いっぱいの馬を描く望月和吉は、大変な苦労人でもあり、描写面での開発者でもあり、勤勉化でもある。
23歳頃、進駐軍の肖像画を描いて生活していた。武蔵野美術大学に入学できたのは27歳で、米軍将校から「カスター将軍の最後」の模写を依頼された。南北戦争のカスター将軍率いる騎兵隊と馬の躍動感に日夜のめり込むように描いた。凄い描写力と技術力と絶賛され、纏まった金を貰えたから念願の入学が出来た。以来馬に取り憑かれ、遂に馬の解剖学を勉強し躍動感溢れる馬を描き続けている。「馬は私で、私は馬と共に生きている」が持論。描くために精力的に大地を駈け巡る望月の横顔はどこか馬に似ている。

場所:市保健文化センター3Fホール 千葉県大網白里市:第21回 するさと美術展 0475-72-1328 開催日:2016年3月2(水)~3月9日(水)PA9:00~PM5:00

怒涛 F20

渚を蹴てて F8

ペガサス F40

躍動 F10

アトリエの望月和吉

白馬 F6

走る栗毛 F6

走る栗毛馬 F6

サーカス F50
・武蔵野美術大学卒業以来銀座等で個展開催     ・受賞:馬の絵展(優駿賞)日本の自然を描く展
                                    (JR東日本賞・優秀賞2回・佳作賞)
・収蔵作品:山梨県南部町立美術館12点        ・雑誌:「JMAジャーナル」表紙画2年24回掲載
 JRA競馬美術館 JR東日本社 山梨県庁他
自宅:大網白里町北飯塚525-27 アトリエ:大網白里町上谷新田407-12 ℡0475-73-3926   

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